ワイヤレスイヤホンは便利ですが、「遅延が気になる」「ゲームには向かないのでは?」 と思っている方も多いのではないでしょうか? しかし、近年の技術進化により、プロゲーマーも使用するレベルの低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホンが続々と登場しています。
本記事では、数あるゲーミングイヤホンの中から、遅延の少なさ・音質・装着感・マイク性能などを徹底比較し、FPS・格闘ゲームなどの競技シーンで活躍するプロ仕様のイヤホンを厳選した6つのおすすめモデルをご紹介。
「どのイヤホンを選べばいいのかわからない…」という方も大丈夫。選び方のポイントも解説するので、ゲームに最適なワイヤレスイヤホンを見つける参考にしてください。
なぜプロゲーマーは「低遅延」ワイヤレスイヤホンを選ぶのか?

ゲームの世界では、一瞬の判断ミスが勝敗を分けます。その中でも、音の遅延はプレイヤーにとって致命的な問題となることも。プロゲーマーたちが「低遅延」ワイヤレスイヤホンを選ぶ理由を徹底解説します。
一瞬の遅れが勝敗を分ける!遅延がゲームプレイに与える影響
FPSや格闘ゲームでは、敵の足音や銃声を正確に聞き取り、瞬時に反応することが求められます。しかし、音の遅延が発生すると、以下のようなデメリットが生じることに。
- 敵の位置を正確に把握できない
- 足音が遅れて聞こえると、索敵能力が大幅に低下。
- 攻撃のタイミングがズレる
- 格闘ゲームでは、音で確認するカウンター技の精度が落ちる。
- ボイスチャットのレスポンスが悪くなる
- チーム戦では、わずかな遅延が連携ミスを招く。
こうした問題を回避するため、低遅延のワイヤレスイヤホンが求められています。
有線との比較:ワイヤレスイヤホンのメリット・デメリット
ワイヤレスイヤホンには、それぞれ以下のようなメリットとデメリットがあります。
- ケーブルのわずらわしさがない
- 動きが制限されず、長時間のプレイでも快適。
- 複数デバイスで簡単に切り替え可能
- PC・スマホ・PS5など、シームレスに使用。
- 最新技術で低遅延化が進んでいる
- 高性能なコーデックや2.4GHz接続により、遅延問題が大幅に改善。
- 充電が必要
- 長時間プレイする場合は、バッテリー管理が必須。
- 価格が高め
- 高性能な低遅延モデルは、有線よりもコストがかかる。
- 接続の安定性に課題
- 電波干渉の影響を受けることがある。
特に注目すべきは「動きの自由度」です。プロレベルの激しいマウス操作でも、ケーブルによる制限なくプレイに集中できることは大きなアドバンテージとなります。「集中力が途切れるとプレイが崩れる…」という経験を持つプレイヤーにとって、この快適さは勝敗を分ける重要な要素となり得るのです。
従来のワイヤレスイヤホンの最大の弱点であった「遅延」も、最新技術によって大幅に改善されています。それでは、その技術進化について詳しく見ていきましょう。
低遅延技術の進化:本当にゲームで使えるレベルになった?
結論から言えば、最新の低遅延ワイヤレスイヤホンは「プロレベルのゲームでも十分使える」レベルに到達しています。その理由は、主に3つの技術革新にあります。
最新の低遅延技術
- 2.4GHzワイヤレス接続
- 専用ドングルを使用することで、ほぼ有線並みの低遅延を実現。
- aptX Low Latency(aptX LL)
- 40ms以下の低遅延を誇り、快適なプレイが可能。
- LC3(LE Audio)
- 次世代Bluetooth規格により、遅延を抑えつつ高音質を維持。
実際に、最新の低遅延ワイヤレスイヤホンなら、FPSや格闘ゲームでも問題なく使用できるレベルに達しています。ゲーム環境に適したモデルを選べば、ワイヤレスでも快適なプレイが可能です。
「でも本当にプロレベルで使えるの?」という疑問に対しては、実測データが答えを示しています。最新の低遅延ワイヤレスイヤホンと有線イヤホンをハイスピードカメラで比較したテストでは、その差はわずか5〜15ミリ秒程度。これは人間の認識能力(約20ミリ秒)を下回るレベルであり、実質的な差はないと言えるでしょう。
フリーダムな動きを実現しながらも、プロレベルの反応速度に対応できる低遅延ワイヤレスイヤホン。もはや「有線が最高」という常識は過去のものとなりつつあります。次の項目では、そんな最新ワイヤレスイヤホンの選び方について、5つの重要ポイントを詳しく解説していきます。
プロ仕様!低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホンの選び方【5つの重要ポイント】

ワイヤレスイヤホンの低遅延技術は飛躍的に進化し、もはやプロゲーマーも愛用するレベルに達しています。しかし、数多くのメーカーから発売されている中で、「どのモデルを選べばいいのか分からない…」と悩む方も多いのではないでしょうか。
今回は、プロも納得の低遅延ワイヤレスイヤホンの選び方を5つのポイントから徹底解説します。この記事を参考に、あなたのプレイスタイルに最適なゲーミングイヤホンを見つけてください。
① 接続方式と対応コーデック(低遅延の核!)
ワイヤレスイヤホンの遅延は、接続方式とコーデック(音声圧縮技術)によって大きく変わります。ゲーム用途なら、特に低遅延性能に優れた方式を選びましょう。
- ほぼゼロ遅延
- 専用ドングルを使用する2.4GHz接続は、有線に匹敵する低遅延を実現。
- 安定した通信
- Bluetoothよりも電波干渉に強く、途切れにくい。
- ゲーミング向けモデルが多い
- プロ仕様のゲーミングイヤホンに採用されることが多い。
プロゲーマーが特に重視するのが「2.4GHzワイヤレス接続」です。この接続方式の最大の特徴は、専用ドングルを使用することで、わずか20~40ms程度の超低遅延を実現できる点。Bluetooth接続(60~100ms以上)と比較して、圧倒的な応答速度を誇ります。
例えば、人気FPSゲーム「VALORANT」では、敵の足音や銃声の方向を瞬時に判断する必要がありますが、2.4GHz接続なら音の遅延がほぼ感じられないレベル。「相手に先に撃たれた…」という状況を減らすことができるのです。
ただし、2.4GHz接続にもデメリットがあります。それは「専用ドングルが必要」という点。スマホなど、USBポートがない機器では使えないケースが多いため、マルチデバイスで使用したい方は注意が必要です。
Bluetoothコーデック(aptX LL, LC3など)の選び方
接続の汎用性を重視するなら「Bluetooth」も選択肢に入ります。ただし、通常のBluetoothコーデックではゲームには不向きな遅延が発生するため、以下の低遅延コーデックに対応したモデルを選ぶことが重要です。
- aptX Low Latency(aptX LL)
- 40ms以下の低遅延で、FPSや格闘ゲームにも対応可能。
- LC3(LE Audio)
- 最新のBluetooth規格で、従来のSBCよりも遅延が少なく音質も向上。
- AAC
- iPhoneユーザー向け。低遅延ではないが音質は優秀。
特に注目すべきはaptX LLで、多くのデバイスで安定した低遅延を実現できます。一方で、最新のLC3コーデックはさらに低遅延ですが、対応デバイスが限られるため、お使いの機器との相性も確認しておくとよいでしょう。
また、「ゲーミングモード」を搭載したBluetoothイヤホンも増えていますが、コーデックの性能に依存するため、単なる「ゲーミングモード」表記だけでなく、具体的な遅延値をチェックすることをおすすめします。
② 音質と定位感(敵の位置を正確に把握)
次に重要なのが「音質」と「定位感」です。特にFPSゲームでは、敵の足音や銃声の方向を正確に把握することが勝敗を分けるポイントとなります。
ドライバーの種類と音の傾向
- ダイナミックドライバー
- 低音が強く、爆発音や銃声の迫力が増す。
- バランスド・アーマチュア(BA)ドライバー
- 高音の解像度が高く、足音や環境音を細かく聞き取れる。
- ハイブリッド型
- 上記2つを組み合わせ、バランスの良い音質を実現。
プロゲーマーの間では、方向感に優れたダイナミック型や、微細な音の変化を感知できるハイブリッド型が人気です。特にFPSゲームでは、足音の方向判別が重要になるため、サウンドステージの広いモデルを選ぶとよいでしょう。
また、音質のチューニングにも注目。「ゲーミング向け」と銘打ったモデルでは、中高音域を強調して足音を聞き取りやすくしているケースが多いです。逆に、音楽鑑賞用のイヤホンでは低音が強調されていることが多く、ゲームでの方向感が損なわれる可能性があります。
バーチャルサラウンド対応の有無
- バーチャル7.1ch
- ソフトウェアで音の方向を強調し、索敵しやすくする。
- Dolby Atmos/DTS Headphone:X
- よりリアルな立体音響を実現。
空間オーディオ技術は近年急速に進化しており、「バーチャルサラウンド」対応のモデルも増えています。この機能により、ステレオイヤホンでも5.1chや7.1chのサラウンド効果を疑似的に体験可能。
特にVALORANTやApex Legendsなどの対応ゲームでは、バーチャルサラウンド機能によって敵の上下の位置まで把握しやすくなります。ただし、この機能はソフトウェア処理を伴うため、若干の遅延が発生する場合もある点には注意が必要です。
③ マイク性能(クリアな連携のために)
チームプレイが重要なゲームでは、マイク性能も勝敗を左右する重要な要素です。特にプロレベルのゲームでは、瞬時の状況判断と的確な指示の伝達が求められます。
「自分の声が相手に聞き取りにくい」「生活音やキーボードの打鍵音まで拾ってしまう」といったトラブルを避けるためには、以下のポイントに注意しましょう。
- マイクの品質
- ノイズが少なく、自分の声をクリアに届けられるか。
- ノイズキャンセリング機能
- 周囲の環境音を低減し、自分の声だけをクリアに拾ってくれる機能があるか。
- 指向性
- 口元の音を中心に拾う「単一指向性」のマイクだと、周囲の音を拾いにくい傾向があります。
- マイクミュート機能
- イヤホン本体やドングルで素早くマイクのON/OFFを切り替えられるか。
レビューや製品仕様をよく確認し、「聞き取りやすい」と評価されているモデルを選ぶようにしましょう。
④ バッテリー持続時間と充電機能(長時間の練習・試合に耐えるか)
ワイヤレスイヤホンを使う上で避けて通れないのが「バッテリー」の問題です。試合中にバッテリー切れ…なんてことは絶対に避けたいですよね。
まずはイヤホン本体の連続再生時間を確認しましょう。ゲームに集中していると、あっという間に時間は過ぎてしまいます。最低でも10時間以上、できればそれ以上の連続再生時間があると安心です。
さらに、以下の点もチェックしておくと、より快適に使えます。
- 充電ケース込みの総再生時間
- ケースで何回充電でき、合計でどのくらいの時間使えるか。
- 急速充電
- 短時間の充電で、ある程度の時間使えるようになる機能があると、いざという時に便利です。
- 充電ポート
- 現在主流のUSB Type-Cに対応しているか。
- ワイヤレス充電対応
- 充電ケースがQiなどのワイヤレス充電に対応していると、置くだけで充電できて便利です。
自分のプレイスタイル(1回のプレイ時間、充電の頻度など)に合わせて、十分なバッテリー性能を持つモデルを選びましょう。
⑤ 装着感と遮音性(集中力と快適性)
高性能なイヤホンでも、着け心地が悪ければ長時間の使用は苦痛になってしまいます。特にゲームプレイでは数時間にわたって装着することも珍しくありません。「装着感(フィット感)」は、パフォーマンスを維持するためにも非常に重要な要素です。
- イヤーピース
- 自分の耳穴に合ったサイズ・素材(シリコン、フォームなど)のイヤーピースが付属しているか、または交換可能か。フィット感が悪いと、音質が低下したり、イヤホンがずり落ちたりする原因にもなります。
- 本体の形状・重さ
- 耳への収まり具合や、長時間着けていても疲れにくい重さかどうかも重要です。
- 操作性
- タッチセンサーや物理ボタンの操作がしやすいかも確認しておくと良いでしょう。
また、ゲームへの集中力を高めるためには「遮音性」も重要です。周囲の音をしっかりと遮断してくれるイヤホンなら、ゲーム内の微細な音を聞き逃さず、プレイに没頭できます。ただし、遮音性が高すぎるとインターホンや家族の声などが聞こえなくなるため、使用環境によっては注意が必要です。
装着感や遮音性は個人の感覚に左右される部分が大きいですが、複数のサイズのイヤーピースが付属しているモデルを選んだり、レビューで装着感に関する言及を確認したりするのがおすすめです。
プロゲーマーも使う!低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホンおすすめ7選
低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホン①
SteelSeries Arctis GameBuds
| メーカー | SteelSeries |
| 接続方式 | 2.4GHz Bluetooth 5.3 |
| タイプ | カナル型(ANC搭載) |
| マイク | 4マイク(ハイブリッドANC) |
| バッテリー | 10時間(単体) / 40時間(ケース込) |
| 充電方式 | USB-C ワイヤレス(Qi) |
| 重量(片耳) | 5.3g |
2024年の発売以来、瞬く間に「最強」の座を確立したモデルです。最大の特徴は、スマホアプリから「Apex Legends」や「Valorant」など100種類以上のゲーム専用オーディオプリセットを即座に適用できる点。
面倒なEQ調整なしで最適な足音が聞こえます。2.4GHzドングルによる超低遅延に加え、強力なノイズキャンセリングと外音取り込み機能も搭載。耳に収まりやすい形状で装着感も抜群です。

迷ったらコレを買えば間違いない、機能・音質・装着感の全てが揃った現時点の完成形。
低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホン②
Sony INZONE Buds
| メーカー | Sony |
|---|---|
| 接続方式 | 2.4GHz Bluetooth (LE Audioのみ対応) |
| タイプ | カナル型 (ANC搭載) |
| マイク | AIノイズ抑制機能 (骨伝導センサー搭載) |
| バッテリー | 12時間(2.4GHz) / 24時間(BT) / 最大48時間(ケース込) |
| 充電方式 | USB-C |
| 重量(片耳) | 約6.5g |
プロシーンで最も重要な「長時間プレイ」と「正確な音の定位」を極めた一台。同社の最高峰音楽イヤホンと同じドライバーを採用し、足音や銃声の微細な距離感を正確に描き出します。
特筆すべきは業界最長クラスの単体12時間バッテリー。一日中スクリムや配信をしても充電切れの不安がありません。耳の形状に合わせた立体音響の最適化機能も優秀で、特にPCやPS5ユーザーから絶大な支持を得ています。



充電の煩わしさから解放される、圧倒的なスタミナとソニーサウンドの王者。
低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホン③
ASUS ROG Cetra True Wireless SpeedNova
| メーカー | ASUS |
|---|---|
| 接続方式 | 2.4GHz (ROG SpeedNova) Bluetooth 5.3 |
| タイプ | カナル型 (ANC搭載) |
| マイク | 骨伝導AIマイク (ビームフォーミング) |
| バッテリー | 約10時間(2.4GHz) / 約11.5時間(BT) / 最大46時間(ケース込) |
| 充電方式 | USB-C / ワイヤレス(Qi) |
| 重量(片耳) | 約5g |
「ワイヤレスイヤホンはマイク音が悪い」という常識を覆すモデルです。骨伝導センサーマイクを搭載し、声を振動から拾うことで周囲の騒音をカットしたクリアなボイスチャットを実現しました。
ASUS独自のSpeedNova技術により、極限まで遅延を抑えつつ接続安定性を向上。音質も「Dirac Opteo」技術で最適化されており、低音の迫力と繊細な表現を両立。RGBライティングも搭載し、見た目もクールです。



ボイスチャットを多用するなら、マイク性能と接続安定性で選ぶこの一台。
低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホン④
Razer Hammerhead Pro HyperSpeed
| メーカー | Razer |
|---|---|
| 接続方式 | 2.4GHz (HyperSpeed) Bluetooth 5.3 |
| タイプ | カナル型 (ANC搭載) |
| マイク | デュアルENC (環境ノイズキャンセリング) |
| バッテリー | 約3.5〜4時間(ライティングON時) / 最大30時間(全OFF・ケース込) |
| 充電方式 | USB-C / ワイヤレス(Qi) |
| 重量(片耳) | 約6g |
ゲーミングデバイスの雄Razerが放つ、没入感重視のフラッグシップ機。THX認証を受けたオーディオは、映画館のような迫力とゲームに必要な定位感を高次元で両立しています。
専用ドングルによるHyperSpeed Wireless技術で、有線並みのレスポンスを実現。アクティブノイズキャンセリングの強度も調整可能で、周囲の雑音を遮断して集中できます。発光するロゴがゲーマー心をくすぐるデザインも魅力。



ゲームだけでなく映画の没入感も抜群、迫力の重低音とRazerブランドを愛する人に。
低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホン⑤
Logicool G FITS
| メーカー | Logicool G (Logitech) |
|---|---|
| 接続方式 | LIGHTSPEED (2.4GHz) Bluetooth |
| タイプ | カナル型 (カスタム成形LIGHTFORM) ※ANC非搭載 |
| マイク | デュアル ビームフォーミング マイク |
| バッテリー | 約7時間(2.4GHz) / 約10時間(BT) / 最大22時間(ケース込) |
| 充電方式 | USB-C |
| 重量(片耳) | 7.2g |
「イヤホンが耳に合わない・痛い」という悩みを物理的に解決する革命児です。特許技術「Lightform」により、開封後にジェル状のチップが発熱・硬化し、わずか60秒であなたの耳の形に完全に成形されます。
このカスタムフィットにより物理的な遮音性が極めて高く、長時間の使用でも快適です。プロ御用達のLIGHTSPEED接続を採用しており、通信速度と安定性もトーナメントレベルを保証します。



世界に一つだけのフィット感で、耳の痛みやズレとは無縁の生活へ。
低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホン⑥
Anker Soundcore VR P10
| メーカー | Anker (Soundcore) |
|---|---|
| 接続方式 | 2.4GHz (LightningSync) Bluetooth 5.2 |
| タイプ | カナル型 ※ANC非搭載 |
| マイク | 4マイク (ノイズリダクション) |
| バッテリー | 最大6時間(単体) / 最大24時間(ケース込) |
| 充電方式 | USB-C (ドングルへのパススルー充電対応) |
| 重量(片耳) | 約5g |
「プロも使える低遅延」を維持しつつ、圧倒的なコストパフォーマンスを実現した名機。最大の発明はドングルにあるUSB-Cポートで、ここに充電器を挿すことで「ドングル接続で低遅延プレイをしながら、端末を充電(パススルー充電)」できます。
バッテリー消費の激しいスマホFPSやVRゲームプレイヤーには神機能。30ms以下の低遅延は高価格帯にも引けを取らず、サブ機や入門機としても最適です。



充電しながら低遅延プレイができる唯一無二の機能性、スマホ・VR勢の救世主。
低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホン⑦
JBL Quantum TWS
| メーカー | JBL |
|---|---|
| 接続方式 | 2.4GHz Bluetooth 5.2 |
| タイプ | カナル型 (ハイブリッドANC搭載) |
| マイク | 6マイク (ビームフォーミング) |
| バッテリー | 約4時間(2.4GHz+ANC) / 約8時間(BT) / 最大24時間(ケース込) |
| 充電方式 | USB-C |
| 重量(片耳) | 約5.5g |
老舗音響メーカーJBLが本気で作ったゲーミングイヤホン。「JBL QuantumSURROUND」技術により、水平方向だけでなく空間的な音の広がりを再現し、FPSでの敵の位置把握(定位)に優れています。
音響メーカーらしく、ゲーム以外の音楽鑑賞でも非常に高解像度なサウンドを提供。強力なノイズキャンセリングと自然な外音取り込み機能を備え、日常使いとゲームをこれ一台で完璧にこなせるバランスの良さが魅力です。



普段の音楽もゲームも高音質で楽しみたい、欲張りなオーディオファンへ。
【番外編】さらに快適に!ワイヤレスゲーミングイヤホン活用術


最高のパフォーマンスを発揮するためには、優れたイヤホンを選ぶだけでなく、適切なカスタマイズと設定が不可欠です。ここでは、ワイヤレスゲーミングイヤホンを最大限に活用するためのテクニックをご紹介します。
イヤーピース交換でフィット感&遮音性を向上させる方法
「イヤホンが耳に合わない…」「もっと周りの音をシャットアウトして集中したい!」そんな悩みを抱えている方はいませんか? 実は、イヤホンの装着感や遮音性は「イヤーピース」次第で大きく改善できます。
多くのイヤホンには複数のサイズのシリコン製イヤーピースが付属していますが、それでも完璧にフィットするとは限りません。そんな時は、社外品のイヤーピースを試してみるのがおすすめです。
- フォームタイプ(低反発ウレタン)
- 耳の中でゆっくりと膨らみ、隙間なくフィットするのが特徴。高い遮音性と、低音が豊かになる傾向があります。ゲームへの没入感を高めたい場合に特に有効です。ただし、耐久性はシリコンよりやや劣ります。
- 特殊形状シリコンタイプ
- 軸の長さや傘の形が工夫されており、特定の耳の形に合いやすかったり、より安定した装着感が得られたりします。
- 素材・サイズの組み合わせ
- 同じ素材でも硬さや表面加工が異なるもの、サイズ展開がより豊富なものなど、選択肢は様々です。
自分の耳の形や好みに合わせてイヤーピースを交換することで、驚くほどフィット感が向上し、本来の音質を発揮できるだけでなく、長時間のプレイでも疲れにくくなります。 付属のイヤーピースにしっくりきていない方は、ぜひ試してみてください。ただし、イヤホンのノズル径に合ったものを選ぶ必要があるので、購入前に適合を確認しましょう。
専用アプリを使ったイコライザー設定のコツ
最近の高性能ワイヤレスイヤホンの多くは、スマートフォン向けの「専用アプリ」が用意されており、様々なカスタマイズが可能です。中でも特に活用したいのが「イコライザー(EQ)」機能。これを使えば、音質を自分の好みやプレイするゲームに合わせて微調整することができます。
「デフォルトの音も良いけど、FPSではもっと足音を強調したい!」「音楽を聴くときは迫力ある低音が欲しい!」といった要望に応えられます。
- プリセットの活用
- アプリには「FPSモード」「音楽モード」「映画モード」など、あらかじめ調整された設定(プリセット)が用意されていることが多いです。まずはこれを試してみるのが簡単でおすすめです。
- 手動調整のコツ(FPS向け例)
- 足音を強調: 中高音域(およそ1kHz~4kHzあたり)を少し持ち上げると、足音やリロード音が聞き取りやすくなることがあります。
- 爆発音などを抑制: 低音域(~200Hzあたり)を少し下げると、他の音が聞き取りやすくなる場合があります。
- やりすぎると不自然になるので、少しずつ調整するのがポイントです。
- プロファイル保存
- ゲーム用、音楽用など、設定をいくつか保存しておけると、切り替えが簡単で便利です。
イコライザーをうまく活用すれば、イヤホンの能力をさらに引き出し、ゲームでのアドバンテージを得たり、より好みのサウンドでコンテンツを楽しんだりすることができます。ぜひ色々試して、自分だけのベストな設定を見つけてみてください。
PC/PS5/Switch/スマホ別 おすすめ接続設定
低遅延ワイヤレスイヤホンは、様々なデバイスで使いたいですよね。しかし、デバイスごとに最適な接続方法や設定が異なる場合があり、「どう繋ぐのが一番いいの?」と迷うこともあるのではないでしょうか。特に「低遅延」を最大限に活かすための設定は重要です。
ここでは、主要なデバイスごとのおすすめ接続設定のポイントをご紹介します。
- PC:
- 最優先: 付属の2.4GHz USBドングルを使用するのが最も低遅延で安定します。
- Bluetoothの場合: イヤホンとPC(またはBluetoothアダプター)がaptX Low LatencyやaptX Adaptiveなどの低遅延コーデックに対応しているか確認し、有効になっているか設定をチェックしましょう。Windowsの設定で空間オーディオ(Windows Sonicなど)を有効にするのもおすすめです。
- PS5:
- 推奨: USBドングルを使用する2.4GHz接続が基本です。製品によっては「PS5対応」を謳っているものを選ぶと確実です。(PS5は標準でBluetoothオーディオに対応していません)
- Bluetoothを使いたい場合: 別途BluetoothオーディオトランスミッターをUSBポートやコントローラーのイヤホンジャックに接続する必要がありますが、トランスミッターとイヤホンのコーデック対応状況によっては遅延が大きくなる可能性があるので注意が必要です。
- PS5本体の「Tempest 3Dオーディオ」との組み合わせも試してみましょう。
- Nintendo Switch:
- 本体Bluetooth: 本体アップデートでBluetoothオーディオに対応しましたが、遅延が大きい(主にSBCコーデックのため)ので、リズムゲームや競技性の高いゲームには向きません。
- 低遅延を求めるなら: USB-Cポートに接続できる2.4GHzドングルや、aptX Low Latency対応のBluetoothオーディオトランスミッターを使用するのがおすすめです。
- スマートフォン (iOS/Android):
- 基本: Bluetooth接続が一般的です。
- コーデック確認: イヤホンとスマホが対応している低遅延コーデック (aptX LL, aptX Adaptive, LC3など)を確認しましょう。開発者向けオプションなどでコーデックを確認・変更できる場合もあります(Android)。
- ゲームモード: イヤホンによっては、遅延を軽減する「ゲームモード」や「低遅延モード」が搭載されている場合があります。アプリや本体操作で有効にしましょう。
重要なのは、イヤホン側だけでなく、接続するデバイス側の対応状況もしっかり確認することです。せっかくの低遅延イヤホンも、接続方法や設定が適切でないと性能を発揮できないので注意しましょう。
まとめ:最適な低遅延ワイヤレスイヤホンでライバルに差をつけよう!
今回は、なぜプロゲーマーが低遅延ワイヤレスイヤホンを選ぶのか、その理由から、具体的な選び方の5つの重要ポイント、さらには購入後にも役立つ活用術まで、詳しく解説してきました。
かつては「ゲームには不向き」とされたワイヤレスイヤホンも、技術の進化により、ケーブルの煩わしさから解放される「快適性」と、ゲームプレイに求められる「低遅延・高音質」を両立できるレベルに到達しています。
接続方式、音質(特に定位感)、マイク性能、バッテリー、そして装着感。これらのポイントをしっかり押さえて、あなたのプレイスタイルや環境に最適な一台を選べば、これまで以上にゲームに集中し、より高いパフォーマンスを発揮できるはずです。
この記事が、あなたのゲーミングライフをさらに充実させるための一助となれば幸いです。最高の低遅延ワイヤレスイヤホンを手に入れて、ライバルたちに差をつけましょう。




