フォートナイトで勝ち続けるプロプレイヤーや、人気ストリーマーたちのプレイを見て「なぜ彼らは敵の位置が手に取るようにわかるのか?」と疑問に思ったことはありませんか?
エイムや建築の技術はもちろんですが、実は彼らと一般プレイヤーの間には「音を聞く環境」に決定的な差が存在します。フォートナイトは他のシューティングゲーム以上に「音の情報量」が勝敗を左右するゲームです。
この記事では、トッププロが実際に使用しているヘッドセットの実績データを基に、なぜその機材が選ばれているのか、そして性能を最大限に引き出す設定方法までを詳しく解説します。
フォートナイトプロが使うゲーミングヘッドセット使用率ランキング一覧

調査対象とデータの信頼性について
本記事で紹介するプロゲーマーの使用デバイスやランキングは、以下の情報を基に作成しています。
- 調査対象
- 本記事のデータは、2026年時点でのフォートナイトプロ選手129名を対象とした調査結果に基づいています。データソースは世界最大級のプロゲーマー設定情報サイト「prosettings.net」で、FNCS参加選手を中心とした情報です。
- 注意点
- ランキングは、調査時点で確認できた使用人数や実績を基にしたものです。また、プロゲーマーの使用機材は、スポンサー契約の変更や個人のプレイスタイルの変化などにより、随時変更される可能性があります。本記事の情報は、あくまでデバイス選びの参考としてご活用ください。
トッププロが使用する人気モデルTOP10一覧表
| 順位 | 1位 | 同率2位 | 同率2位 | 同率4位 | 同率4位 | 6位 | 7位 | 8位 | 同率9位 | 同率9位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | ![]() Razer BlackShark V2 Pro | ![]() Logitech G Pro X Headset | ![]() HyperX Cloud II | ![]() beyerdynamic DT 990 Pro | ![]() HyperX Cloud III | ![]() Razer BlackShark V3 Pro | ![]() HyperX Cloud Alpha | ![]() HyperX Cloud Flight | ![]() Logitech G Pro X 2 LIGHTSPEED | ![]() beyerdynamic DT 770 Pro |
| プロ使用率 | 約27.6% (35人) | 約11.0% (14人) | 約11.0% (14人) | 約7.1% (9人) | 約7.1% (9人) | 約6.3% (8人) | 約4.7% (6人) | 約3.1% (4人) | 約1.6% (2人) | 約1.6% (2人) |
| メーカー | Razer | Logicool | HyperX | beyerdynamic | HyperX | Razer | HyperX | HyperX | Logitech | beyerdynamic |
| マイクの有無 | 有り | 有り | 有り | 無し | 有り | 有り | 有り | 有り | 有り | 無し |
| 重量 | 約320g | 約320g | 約350g | 約250g | 約320g | 約367g | 約336g | 約315g | 約345g | 約270g |
| 接続方法 | ワイヤレス | 有線 | 有線 | 有線 | 有線 | ワイヤレス | 有線 | ワイヤレス | ワイヤレス | 有線 |
| バッテリー | 最大70時間連続駆動 | 無し | 無し | 無し | 無し | 最大70時間連続駆動 | 無し | 最大30時間連続駆動 | 最大50時間連続駆動 | 無し |
| 参考価格 | ¥29,980(税込) | ¥14,646(税込) | ¥8,980(税込) | ¥33,330(税込) | ¥12,980(税込) | ¥40,780(税込) | ¥7,980(税込) | ¥22,400(税込) | ¥27,564(税込) | ¥27,280(税込) |
| 販売サイト | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo |
【プロ使用率順】フォートナイトおすすめゲーミングヘッドセット10選
1位:Razer BlackShark V2 Pro|約27.6% (35人)
- プロ使用率No.1: フォートナイトプロの約27.6%が愛用する、圧倒的な実績を持つ定番モデル
- 正確な定位感: 敵の足音や建築音の方向・距離を正確に捉え、屋内戦での勝率を高める
- 低遅延ワイヤレス: 独自の「HyperSpeed Wireless」により、有線同等の速さと安定性を実現
- 快適な装着感: 軽量設計と密閉性の高いイヤーカップで、長時間のプレイでも集中力が持続する
フォートナイトの競技シーンで圧倒的な使用率No.1(27.6%)を誇るワイヤレスヘッドセットです。
最大の特徴は優れた定位感で、敵の足音や銃声の位置を正確に把握でき、建築バトルで大きなアドバンテージを得られます。有線同等の低遅延接続により、激しいマウス操作もストレスフリー。
軽量かつ高い遮音性を備え、長時間プレイでも集中力を維持できる、まさに「勝つための王道デバイス」です。
同率2位:Logitech G Pro X Headset|約11.0% (14人)
- プロ共同開発: 世界のトップアスリートと協力して設計された、競技シーン向けの高性能モデル
- Blue VO!CE搭載: リアルタイムで音声を調整し、ノイズを除去したクリアなボイスチャットを実現
- DTSサラウンド: 7.1chサラウンドサウンドにより、敵の位置を正確に把握する空間認識力を提供
- 堅牢なデザイン: アルミとスチールを使用した耐久性の高いフレームと、快適な低反発イヤーパッドを採用
世界中のトッププロと共同開発された、信頼性抜群のゲーミングヘッドセットです。プロ使用率は第2位(11.0%)を誇り、クリアな音質で足音や環境音を詳細に聞き分けることが可能です。
最大の特徴は、マイク技術「Blue VO!CE」の搭載により、ノイズのないスタジオ品質のボイスチャットを実現できる点。
耐久性に優れたスチール・アルミ構造と快適な低反発パッドにより、激しい連戦でも快適にプレイできます。
同率2位:HyperX Cloud II|約11.0% (13人)
- 不動の人気: 発売から時間が経ってもプロ使用率同率2位を維持する、信頼のロングセラー
- 7.1chサラウンド: USBオーディオコントロールボックスにより、臨場感あふれるサウンドと定位感を提供
- 極上の装着感: 独自の低反発クッションとレザーレット素材で、長時間のプレイも快適
- 高耐久フレーム: 頑丈なアルミニウムフレームを採用し、毎日のハードな使用にも耐える設計
発売から長年愛され続け、プロ使用率同率2位(11.0%)を誇る伝説的なヘッドセットです。
53mmドライバーと7.1chサラウンドにより、敵の足音や銃声を正確に捉え、先手を取る動きをサポートします。
最大の魅力は「雲のような」と称される極上の装着感。独自の低反発クッションと耐久性の高いアルミフレームにより、長時間の激しいプレイでも疲れ知らずの、信頼と実績のロングセラーモデルです。
同率4位:beyerdynamic DT 990 Pro|約7.1% (9人)
- 本格スタジオモニター: 音のプロが愛用する高解像度サウンドで、微細な足音や環境音を忠実に再現
- 圧倒的な定位感: 開放型構造により広く自然な音場を実現し、敵の位置をピンポイントで特定可能
- 快適なベロアパッド: 肌触りの良いベロア素材と適度な側圧で、長時間の使用でも蒸れにくく快適
- こだわり派向け: マイク非搭載のため別途用意が必要だが、純粋な音質性能はゲーミング機を凌駕する
ゲーミングヘッドセットではなく、プロ御用達の開放型モニターヘッドホンです。
プロ使用率は第4位(7.1%)。最大の特徴は、開放型ならではの圧倒的に広い音場と定位感で、敵の位置や距離感を驚くほど正確に把握できます。ドイツ製の堅牢な作りと、耳を包み込むベロア製パッドの快適な装着感も魅力。
マイクがないため別途用意が必要ですが、「音」で勝ちたいプレイヤーが最終的に行き着くガチ勢向けの機材です。
同率4位:HyperX Cloud III|約7.1% (9人)
- 名機の正統進化: 圧倒的人気を誇るCloud IIの快適さと耐久性を継承しつつ、音質と機能面を全面的に強化
- 傾斜ドライバー: 53mmドライバーを角度をつけて配置し、音の正確さと臨場感あふれる定位感を実現
- クリアな通信: ノイズキャンセリング機能を備えた10mmマイクで、ボイスチャットの品質が大幅に向上
- DTS空間オーディオ: PCなどの対応機器で、より没入感のある3Dサウンドと正確な音の位置特定が可能
伝説的な名機「Cloud II」の正統進化モデルとして、プロ使用率第4位(7.1%)にランクインしたヘッドセットです。
新たに設計された53mm傾斜ドライバーが、音を耳に直接届けることで定位感を向上させ、敵の位置をより正確に捉えます。10mm径に強化されたマイクは非常にクリアな音質を実現し、スクリム中の連携ミスを防止。
低反発クッションによる極上の装着感と高い耐久性を兼ね備え、競技シーンの新たなスタンダードとなる一台です。
6位:Razer BlackShark V3 Pro|約6.3% (8人)
- 最新フラッグシップ: 王者V2 Proの性能を全面的に強化した、Razerの技術を結集させた最新モデル
- 進化した定位感: さらに繊細になったオーディオドライバーにより、遠くの足音も逃さず正確にキャッチ
- トッププロが移行中: 感度の高いプロゲーマーたちが次々と乗り換えている、信頼の次世代機
- 究極のワイヤレス: 遅延を感じさせない接続安定性と、長時間のスクリムにも耐えるバッテリー性能
圧倒的シェアを誇るV2 Proの正統進化となる最新フラッグシップ機です。
プロ使用率は第6位(6.3%)と急上昇中。V2で確立された正確無比な定位感と超低遅延ワイヤレス性能をさらに強化し、トッププロがいち早く移行を進めています。マイク音質や装着感も洗練され、次世代の競技シーンを牽引する存在。
最高の環境で勝利を目指すなら、迷わず選ぶべき最新鋭のデバイスです。
7位:HyperX Cloud Alpha|約4.7% (6人)
- デュアルチャンバー: 低音と中高音を分離構造にすることで、音の濁りや歪みを劇的に低減
- 明瞭なサウンド: 激しい戦闘中でも音が埋もれず、敵の位置や重要な環境音を正確に再生
- 高耐久・着脱式: 断線トラブルに強い着脱式ケーブルと、プロの酷使に耐える堅牢なアルミフレーム
- 快適な装着感: 受賞歴のあるHyperX独自の低反発クッションで、長時間のプレイでも耳が痛くなりにくい
音の分離感にこだわり、プロ使用率第7位(4.7%)にランクインした高音質モデルです。
最大の特徴は、低音と中高音を物理的に分けて再生する「デュアルチャンバードライバー」技術。これにより、銃声や爆発音が鳴り響く混戦でも音が濁らず、敵の足音をクリアに聞き分けることが可能です。
取り外し可能なケーブルや頑丈なアルミフレームを採用し、断線リスクを低減。歪みのない正確なサウンドで戦況を把握したいプレイヤーに選ばれる、高音質と耐久性を両立した名機です。
8位:HyperX Cloud Flight|約3.1% (4人)
- ロングバッテリー: 最大30時間連続使用可能で、長時間の練習や大会でも充電切れの心配なし
- 安定したワイヤレス: 2.4GHz帯を使用した遅延のない接続で、コードに縛られない自由なプレイを実現
- 軽量&快適: 長時間着けていても疲れにくい軽量設計と、首に掛けやすい90度回転イヤーカップ
- 高い実用性: 直感的な操作ボタンやノイズキャンセリングマイクなど、競技に集中できるシンプルな設計
ワイヤレスの自由度とタフなスタミナで、プロ使用率第8位(3.1%)にランクインしたモデルです。
最大の特徴は最大30時間のロングバッテリーと、遅延のないゲーミンググレードのワイヤレス接続。コードの邪魔が入らないため、ローセンシでの自由なマウス操作が可能です。
軽量設計と回転式カップで休憩中も快適。必要な機能だけを厳選し、長時間のスクリムでもストレスなく戦い続けられる、実用性重視のプレイヤーに最適な一台です。
同率9位:Logitech G Pro X 2 LIGHTSPEED|約1.6% (2人)
- グラフェンドライバー: 硬度が高く軽量な新素材で、歪みのないクリアなサウンドと正確な定位を実現
- 軽量化と装着感: 前作から大幅に軽量化し、回転式ヒンジの採用で長時間のプレイも快適
- LIGHTSPEED: プロが信頼する有線並みの低遅延ワイヤレス技術に加え、Bluetooth接続にも対応
- 最長50時間: バッテリー持ちが劇的に向上し、充電頻度を減らして競技に集中できる
名機Pro Xの正統後継となるハイエンドモデルです。最大の特徴は、新素材「グラフェン」ドライバーの採用。これにより音の歪みが極限まで抑えられ、敵の足音や微細な環境音の定位感が飛躍的に向上しました。
前作より約25g軽量化され、回転式イヤーカップで装着感も進化。プロ使用率はまだ発展途上ですが、最高峰の音質と超低遅延LIGHTSPEED技術を求めるプレイヤーにとって、投資する価値のある最高級デバイスです。
同率9位:beyerdynamic DT 770 Pro|約1.6% (2人)
- 密閉型モニター: 周囲の騒音を遮断する密閉構造により、微細な音も聞き逃さない集中環境を提供
- 強力な低音: 独自のバスレフシステムにより、迫力ある低音とキレのあるサウンドを実現
- 快適なベロアパッド: 肌触りの良いベロア素材のイヤーパッドが、長時間の使用でも耳への負担を軽減
- 信頼のドイツ製: スタジオでの酷使に耐える堅牢な作りと、部品交換可能なメンテナンス性の高さ
DT 990 Proと並び称される、プロ仕様の密閉型モニターヘッドホンです。プロ使用率は第9位(1.6%)。
最大の特徴は、密閉型ならではの高い遮音性で、周囲の雑音を物理的にシャットアウトし、ゲーム音だけに集中できる環境を作ります。低音のレスポンスに優れ、足音や銃声の重みを正確かつダイナミックに再生。
マイク非搭載のためVCには別途マイクが必要ですが、没入感と正確な遮音性を重視するストイックなプレイヤーに選ばれています。
フォートナイトで「音」が勝敗を分ける理由

FPSやTPSにおいて音質が良いことは有利ですが、フォートナイトにはこのゲーム特有の「聞き分けなくてはならない音」が存在します。単に迫力がある音ではなく、必要な情報を正確に拾えるかどうかが重要です。
建築バトルにおける「縦」の定位感
フォートナイト最大の特徴である「建築」は、敵との位置関係が瞬時に入れ替わる立体的な戦いです。ここで最も重要になるのが、「定位感(ていいかん)」と呼ばれる、音がどこから鳴っているかを感じ取る能力です。特に「縦方向」の音が聞き分けられるかが生存率に直結します。
具体的なシチュエーションとして、以下のような場面でヘッドセットの性能差が現れます。
- ハイグラウンドの取り合い
- 敵が自分のすぐ上の床にいるのか、さらに2段上にいるのか。
- ボックスファイト
- 張り替えに来た敵が、壁の向こうにいるのか、屋根の上にいるのか。
- 地下や建物内
- 足音が自分のいる階層と同じなのか、下から聞こえてくるのか。
安価なヘッドセットやイヤホンでは「右か左か」はわかっても、「上か下か」の判断が曖昧になりがちです。プロが選ぶハイエンドモデルは、この縦軸の解像度が非常に高く、視覚情報が遮られた状態でも敵の位置を特定することを可能にします。
環境音と重要な効果音(足音・リロード・回復)の分離
フォートナイトの戦場は、銃声、爆発音、建築が壊れる音、車のエンジン音など、常に大きな環境音に包まれています。しかし、勝つために聞き逃してはいけない音は、それらの騒音の中に隠れています。
以下の表は、戦闘中に聞き分けるべき音の優先順位を整理したものです。
音の種類と重要度
| 優先度 | 音の種類 | 具体的な聞き分けポイント |
| 高 | 回復音 | ミニポーションを飲む「シュワー」という音が聞こえたら、突撃のチャンスです。 |
| 高 | リロード音 | 敵の武器が弾切れになった瞬間の「カチャッ」という音は、反撃の合図になります。 |
| 高 | 足音・衣擦れ | 忍び寄る敵の微かな音。しゃがみ歩きの音を拾えるかが重要です。 |
| 低 | 銃声・爆発音 | 音が大きく位置もわかりやすいため、ヘッドセットの性能差が出にくい部分です。 |
優れたゲーミングヘッドセットは、大きな爆発音で耳を塞ぐことなく、その裏で鳴っている微細な「回復音」や「リロード音」をクリアに分離して再生します。この「音の分離能力」こそが、乱戦時に冷静な判断を下すための鍵となります。
プロゲーマーがヘッドセット選びで譲れない3つの条件

プロ選手はカタログスペック(数値上の性能)だけでなく、過酷な競技環境で使い続けられる実用性を重視して機材を選定しています。彼らが妥協しない3つのポイントを見ていきましょう。
長時間のプレイに耐える「軽さと側圧」
プロゲーマーやストリーマーは、1日に8時間〜12時間以上プレイすることも珍しくありません。そのため、どれほど音質が良くても、重すぎたり締め付け(側圧)が強すぎたりするヘッドセットは選択肢から外れます。
長時間快適にプレイするためには、以下の要素が重要視されます。
長時間プレイに適した要素
- 重量バランス
- 単純な軽さだけでなく、首への負担が分散される設計か。
- イヤーパッドの素材
- 夏場でも蒸れにくいメッシュ素材か、遮音性の高いレザー素材か。
- ヘッドバンドのクッション性
- 頭頂部への食い込みを防げるか。
重いヘッドセットを使い続けると、首や肩の凝りだけでなく、緊張型頭痛の原因にもなりかねません。プロ選手にとって体調管理も仕事の一部であるため、装着感は音質と同じくらい重要な選定基準となります。
デュオ・トリオでの連携を支える「マイク性能」
フォートナイトの競技シーンは、デュオ(2人)やトリオ(3人)といったチーム戦がメインになることが多いです。激しい建築バトルを行いながら味方に指示を出す際、マイクの質が悪ければ連携ミスに繋がります。
特に問題になるのが「ノイズ」です。
ノイズの悪影響
- 打鍵音の混入
- メカニカルキーボードのカチャカチャという操作音。
- 環境音の混入
- 扇風機やPCファンの音。
- ポップノイズ
- 話すときの「パッ」「ボッ」という破裂音。
プロが選ぶヘッドセットのマイクは、これらの雑音をカットし、自分の声だけをクリアに届ける「ノイズキャンセリング機能」や指向性マイクを搭載しています。「敵がシールド割れてる!」「回復入れる!」といった一瞬の報告を正確に伝えることが、チームの勝利に貢献します。
オフライン大会を想定した「遮音性」と密閉型・開放型の違い
世界大会などのオフラインイベントでは、観客の歓声や実況の声が会場に響き渡っています。そのため、周囲の音を遮断してゲーム音に集中できる「遮音性」が求められます。
ヘッドセットの構造には大きく分けて「密閉型」と「開放型」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
構造の違い
| 構造 | 特徴 | フォートナイトでの適性 |
| 密閉型 | ハウジングが閉じられており、外部の音を遮断する。低音が響きやすい。 | ◎高い。 集中力を高め、細かい足音を聞くのに適しており、多くのプロが使用。 |
| 開放型 | ハウジングがメッシュなどで開いており、音が抜ける。音場が広く自然。 | △普通。 空間の広がりは良いが、周囲の音が聞こえるため静かな部屋での使用が前提。 |
現在のプロシーンでは、没入感を高めるために密閉型が主流です。ただし、自宅での練習がメインで、圧迫感が苦手な選手の中には、あえて開放型(例:Astro A40など)を選び、長時間使用時の耳の疲れを軽減させるプレイヤーもいます。
有線か無線(ワイヤレス)か:現在の競技シーンの主流
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かつては「無線は遅延があるからゲームには向かない」と言われていましたが、その常識は完全に過去のものとなりました。現在のフォートナイト競技シーンでは、むしろワイヤレスが主流になりつつあります。
技術進化による「遅延ゼロ」の実現
現在販売されているハイエンドなゲーミングヘッドセットは、Bluetoothではなく、専用のUSBドングルを使用した「2.4GHz帯」の無線通信を行っています。
- Logicool G: LIGHTSPEED技術
- Razer: HyperSpeed Wireless技術
- HyperX: 2.4GHz高速接続
これらの技術により、有線接続と変わらない、あるいは人間の知覚レベルでは判別できないほどの低遅延を実現しています。「音が遅れて聞こえたから負けた」ということは、最新のワイヤレスヘッドセットにおいてはまず起こり得ません。
ローセンシプレイヤーにとってのケーブルの弊害
フォートナイトのプロには、マウス感度を低く設定し、腕を大きく振って操作する「ローセンシ」のプレイヤーが多く存在します。このプレイスタイルの場合、有線ヘッドセットのケーブルがキーボードや腕に引っかかり、操作の邪魔になるリスクがあります。
ワイヤレスヘッドセットを導入することで、以下のメリットが生まれます。
ワイヤレスのメリット
- 激しい視点移動をしてもケーブルが干渉しない。
- ちょっとした離席(飲み物を取るなど)の際にヘッドセットを外す必要がない。
- デスク周りがスッキリし、マウスバンジーなどの配置に悩まなくて済む。
ケーブルの煩わしさから解放されることは、結果としてエイムの安定やストレスの軽減につながります。これが、多くのトッププロがワイヤレスへ移行している最大の理由です。
ただ繋ぐだけでは足りない?性能を最大限引き出す設定と周辺機器

良いヘッドセットを購入しても、PCやゲーム機にただ繋いだだけでは、その性能の半分も発揮できていないかもしれません。プロゲーマーと同じ「聞こえ方」にするための重要な要素を解説します。
Astro MixAmpなど「ゲーミングアンプ(DAC)」の必要性
ヘッドセットの性能を底上げするために、多くのプロが導入しているのが「ゲーミングアンプ(DAC)」です。特に「Astro MixAmp Pro TR」は定番中の定番です。
アンプを使用することで、以下のようなメリットが得られます。
アンプのメリット
- 音の増幅と明確化: 全体的な音量を上げつつ、ノイズを減らしてクリアな音質にする。
- イコライザー(EQ)設定: 足音が聞こえやすい特定の周波数帯域だけを強調できる。
- ゲーム音とボイスチャットのバランス調整: 味方の声がうるさい時に、手元のダイヤルですぐに調整可能。
PCやコントローラーに直挿しする場合に比べ、音の解像度が段違いに向上します。「ヘッドセットを買ったけれど劇的な変化を感じない」という場合は、アンプの導入を検討することで、埋もれていた本来の性能を引き出せる可能性が高いです。
ゲーム内設定「3Dヘッドホン」と「サウンドエフェクトの視覚化」
ハードウェアだけでなく、フォートナイトのゲーム内設定も非常に重要です。
ゲーム内おすすめ設定
| 設定項目 | おすすめ設定 | 理由 |
| 3Dヘッドホン | オン | フォートナイトの音声エンジンに最適化された、上下左右の正確な定位を得るため。 |
| サウンドエフェクトの視覚化 | オン | 足音や銃声、宝箱の方向が画面上にアイコンで表示される。聴覚と視覚の両方で敵を感知できるため、圧倒的に有利。 |
| 音質 | 高 | PCスペックに余裕がある場合は「高」にすることで、より細かい音が再生されます。 |
特に「3Dヘッドホン」をオンにする場合、ヘッドセット側の機能(Windowsの立体音響や、ヘッドセットメーカーの7.1chサラウンド機能)はオフにすることをおすすめします。二重にサラウンド処理がかかると音が歪み、かえって方向が分かりづらくなるためです。
フォートナイトのヘッドセット選びに関するよくある質問(FAQ)

最後に、ヘッドセット選びや設定に関して、検索者が抱きやすい疑問にQ&A形式で回答します。
フォートナイトでは「7.1chサラウンド」機能を使うべきですか?
- フォートナイトでは「7.1chサラウンド」機能を使うべきですか?
-
基本的には「ステレオ」設定+ゲーム内の「3Dヘッドホン」機能の併用をおすすめします。
多くのプロプレイヤーは、ヘッドセット側のバーチャルサラウンド(7.1ch)をオフにし、フォートナイトの設定にある「3Dヘッドホン」をオンにしてプレイしています。フ
ォートナイトのオーディオエンジンはステレオ出力で上下左右の定位を出せるよう設計されており、安易に外部ツールのバーチャルサラウンドを重ねると、かえって足音の距離感や方向がぼやける原因になることがあるためです。
ヘッドセットではなく、イヤホン(イヤモニ)を使っているプロがいるのはなぜですか?
- ヘッドセットではなく、イヤホン(イヤモニ)を使っているプロがいるのはなぜですか?
-
「軽さ」と「遮音性」を重視しているためです。
長時間プレイ時の首への負担を減らすため、あるいは髪型が潰れるのを嫌って高音質のイヤホン(IEM:インイヤーモニター)を選ぶプロも増えています。
また、オフライン大会では、遮音性を高めるためにイヤホンの上からさらにイヤーマフ(工事現場などで使う防音用ヘッドホン)を装着するルールがあるため、普段からその環境に慣れておくという意図もあります。
ワイヤレスヘッドセットは遅延がありますか?
- ワイヤレスヘッドセットは遅延がありますか?
-
USBドングルを使用する「2.4GHz接続」であれば、遅延はほぼありません。
現在のゲーミングヘッドセットに採用されている2.4GHz帯の無線技術(LogicoolのLIGHTSPEEDなど)は、有線と同等かそれ以上の応答速度を実現しています。
ただし、Bluetooth接続は遅延が大きく発生するため、フォートナイトのような瞬時の反応が求められるFPS/TPSゲームには適していません。必ず付属のUSBレシーバーを使った接続を行いましょう。
足音を聞こえやすくするイコライザー設定のコツはありますか?
- 足音を聞こえやすくするイコライザー設定のコツはありますか?
-
低音を少し下げ、高音域を強調する「ドンシャリ」寄りの設定が一般的です。
爆発音などの低音が強すぎると、重要な足音や建築音が埋もれてしまいます。一般的な目安として、低音(Bass)をやや抑え、足音の成分が含まれる高音域(High/Treble)をブーストすると、敵の位置が把握しやすくなります。
ただし、高音を上げすぎると銃声が耳に刺さって痛くなるため、少しずつ調整して自分に合うバランスを見つけましょう。
安いヘッドセット(5,000円以下)では勝てませんか?
- 安いヘッドセット(5,000円以下)では勝てませんか?
-
勝てないわけではありませんが、「縦の定位感」で不利になる可能性があります。
安価なモデルでも左右の聞き分けは可能ですが、フォートナイトで重要な「敵が自分の上にいるか、下にいるか」という縦方向の音の表現力は、ドライバー(スピーカー部分)の性能に大きく左右されます。
複雑な建築バトルを制するには、音の解像度が高い1万円〜2万円台のモデルが、投資対効果として最も優れています。
まとめ:自分のプレイスタイルに合った「プロ使用モデル」の選び方
フォートナイトにおけるヘッドセットは、単なるスピーカーではなく、敵の位置を把握するための「レーダー」のような存在です。
プロが使用しているモデルには、明確な選ばれる理由があります。
- 正確な定位感で、上下の敵の位置を把握できること。
- 長時間の練習に耐えられる装着感であること。
- クリアなマイクで、味方との連携を阻害しないこと。
ランキングで紹介したモデルの中から、予算や好みの装着感(密閉型か開放型か)、接続方法(有線か無線か)に合わせて選ぶことで、あなたのプレイ環境は劇的に向上します。プロと同じ「音」を手に入れて、ビクトリーロイヤルへの一歩を踏み出してください。











