フォートナイトで勝ち続けるプロプレイヤーや、人気ストリーマーたちのプレイを見て「なぜ彼らは敵の位置が手に取るようにわかるのか?」と疑問に思ったことはありませんか?
エイムや建築の技術はもちろんですが、実は彼らと一般プレイヤーの間には「音を聞く環境」に決定的な差が存在します。フォートナイトは他のシューティングゲーム以上に「音の情報量」が勝敗を左右するゲームです。
この記事では、トッププロが実際に使用しているヘッドセットの実績データを基に、なぜその機材が選ばれているのか、そして性能を最大限に引き出す設定方法までを詳しく解説します。
フォートナイトプロが使うゲーミングヘッドセット使用率ランキング一覧

調査対象とデータの信頼性について
本記事で紹介するプロゲーマーの使用デバイスやランキングは、以下の情報を基に作成しています。
- 調査対象
- 本記事のデータは、2026年時点でのフォートナイトプロ選手325名を対象とした調査結果に基づいています。データソースは世界最大級のプロゲーマー設定情報サイト「prosettings.net」で、FNCS参加選手を中心とした情報です。
- 注意点
- ランキングは、調査時点で確認できた使用人数や実績を基にしたものです。また、プロゲーマーの使用機材は、スポンサー契約の変更や個人のプレイスタイルの変化などにより、随時変更される可能性があります。本記事の情報は、あくまでデバイス選びの参考としてご活用ください。
トッププロが使用する人気モデルTOP10一覧表
| 順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 同率9位 | 同率9位 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品名 | Razer BlackShark V2 Pro | HyperX Cloud II | beyerdynamic DT 990 Pro | Logitech G Pro X Headset | Razer BlackShark V3 Pro | HyperX Cloud Alpha | HyperX Cloud III | Logitech G PRO X 2 Headset | Logitech G Pro X Wireless | SteelSeries Arctis Pro Wireless |
| 使用率 | 22.0% | 9.9% | 8.9% | 7.9% | 7.2% | 4.3% | 3.9% | 2.3% | 2.0% | 2.0% |
| 使用人数 | 67人 | 30人 | 27人 | 24人 | 22人 | 13人 | 12人 | 7人 | 6人 | 6人 |
| メーカー | Razer | HyperX | beyerdynamic | Logitech G | Razer | HyperX | HyperX | Logitech G | Logitech G | SteelSeries |
| マイク | あり (着脱式) | あり (着脱式) | なし | あり (着脱式) | あり (着脱式) | あり (着脱式) | あり (着脱式) | あり (着脱式) | あり (着脱式) | あり (収納式) |
| 重量 | 320g | 320g | 250g | 約259g | 約367g | 298g | 約330g | 345g | 259g | 約374g |
| 接続方法 | 無線 | 有線 | 有線 | 有線 | 無線 | 有線 | 有線 | 無線 | 無線 | 無線 |
| バッテリー | 最大 70時間 | なし (有線) | なし (有線) | なし (有線) | 最大 70時間 | なし (有線) | なし (有線) | 最大 50時間 | 最大 20時間 | 10時間×2 (交換式) |
| 販売先 | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo | Amazon Rakuten Yahoo |
【プロ使用率】フォートナイトおすすめゲーミングヘッドセットランキング10選
1位 | Razer BlackShark V2 Pro
| プロ使用率 | 22.0%(67人) |
|---|---|
| メーカー | Razer |
| マイク | あり(着脱式ブームマイク) |
| 重量 | 320g |
| 接続方法 | 2.4GHzワイヤレス / Bluetooth 5.2 |
| バッテリー | 最大70時間(15分急速充電で6時間使用可) |
Razer BlackShark V2 Proは、フォートナイトプロシーンで圧倒的な支持を集める定番モデルです。
2023年版では50mm TriForce Titaniumドライバーを搭載し、音の定位精度が大幅に向上。2.4GHzワイヤレスとBluetooth 5.2のデュアル接続に対応し、バッテリーは最大70時間持続します。
Razer Synapseによるゲーム別EQプロファイル(Fortnite専用含む)が使えるほか、15分の急速充電で6時間使用可能な点もプロが信頼する理由です。

Fortnite専用のEQプリセットが内蔵されており、足音や銃声の識別が段違い。70時間バッテリーで充電を気にせず大会に集中できる。
2位 | HyperX Cloud II
| プロ使用率 | 9.9%(30人) |
|---|---|
| メーカー | HyperX |
| マイク | あり(着脱式) |
| 重量 | 320g |
| 接続方法 | 有線(USB / 3.5mm) |
| バッテリー | なし(有線モデル) |
HyperX Cloud IIは、発売から長年にわたりプロゲーマーの定番として君臨する有線ヘッドセットです。
53mmドライバーと7.1バーチャルサラウンドサウンドにより、フォートナイト特有の立体的な足音の方向感知を得意とします。
アルミフレームによる耐久性とメモリーフォームイヤーパッドの着け心地はシリーズの中でも高い評価を受けており、コストパフォーマンスの高さからプロアマ問わず根強い人気を誇ります。



シンプルな有線接続でラグゼロ。長年使い続けているベテランプロも多く、”慣れた音”で勝負できる安定感が魅力。
3位 | beyerdynamic DT 990 Pro
| プロ使用率 | 8.9%(27人) |
|---|---|
| メーカー | beyerdynamic |
| マイク | なし(外付けマイク必須) |
| 重量 | 250g |
| 接続方法 | 有線(3.5mm / 6.35mm変換アダプター付属) |
| バッテリー | なし(有線モデル) |
beyerdynamic DT 990 Proは、スタジオモニター用オープンバック型でありながら異例のプロゲーミング支持を獲得したモデルです。
250Ωの高インピーダンス設計により、外部DAC/アンプと組み合わせることで非常に広大なサウンドステージを実現します。
「Ninjaが使ったヘッドフォン」としても知られ、音の空間表現と低音の正確さがFPSゲームでの足音察知に強みを発揮します。マイク非内蔵のため、外付けマイクとの併用が前提となります。



ゲーミングヘッドセットとは一線を画すオープンバックの広大な音場。敵の足音がまるでそこにいるかのように聴こえる。
4位 | Logitech G Pro X Headset
| プロ使用率 | 7.9%(24人) |
|---|---|
| メーカー | Logitech G |
| マイク | あり(着脱式ブームマイク) |
| 重量 | 約259g |
| 接続方法 | 有線(USB / 3.5mm) |
| バッテリー | なし(有線モデル) |
Logitech G Pro X Headsetは、プロゲーマーとの共同開発で生まれたLogitech Gのフラッグシップ有線モデルです。
50mm PRO-Gドライバーとリアルタイムノイズフィルター技術「Blue VO!CE」搭載の着脱式マイクがプロの通信品質を担保します。
USB接続時はDTS Headphone:X 2.0による7.1バーチャルサラウンドが利用可能で、メモリーフォームと合成皮革・布製の2種類のイヤーパッドが同梱されており長時間プレイにも対応します。



Blue VO!CE技術によるクリアなコミュニケーションが、チーム戦での情報伝達速度を上げてくれる。
5位 | Razer BlackShark V3 Pro
| プロ使用率 | 7.2%(22人) |
|---|---|
| メーカー | Razer |
| マイク | あり(着脱式ブームマイク) |
| 重量 | 約367g |
| 接続方法 | 2.4GHz無線(HyperSpeed Gen-2)/ Bluetooth 5.3 / USB / 3.5mm |
| バッテリー | 最大70時間 |
Razer BlackShark V3 Proは、2025年に登場したBlackSharkシリーズ最新フラッグシップです。
50mm TriForce Bio-Celluloseドライバーを新採用し、ANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載しながらも最大70時間のバッテリーを実現しました。
フルバンドマイクによる音声品質も従来モデルから大きく向上しており、PC・PS5・Switchなどマルチプラットフォームに対応したオールラウンドモデルです。



ANCで会場のノイズを遮断しながらゲーム内の音に集中できるのは大会環境で大きなアドバンテージ。V2 Proからの進化が著しい。
6位 | HyperX Cloud Alpha
| プロ使用率 | 4.3%(13人) |
|---|---|
| メーカー | HyperX |
| マイク | あり(着脱式) |
| 重量 | 298g |
| 接続方法 | 有線(3.5mm) |
| バッテリー | なし(有線モデル) |
HyperX Cloud Alphaは、デュアルチャンバードライバー技術によりバスとミッドハイを分離再生する独自設計のヘッドセットです。
2気室構造で歪みを抑えながら明瞭なサウンドを提供し、298gの軽量設計で長時間のゲームセッションでも疲れにくい点が評価されています。
アルミフレームと着脱式マイクを備えつつもコストパフォーマンスが高く、エントリーからプロまで幅広く選ばれるロングセラーモデルです。



デュアルチャンバー構造で足音と銃声が干渉せずクリアに聴こえる。軽量かつシンプルなのでサブ機として常備している選手も多い。
7位 | HyperX Cloud III
| プロ使用率 | 3.9%(12人) |
|---|---|
| メーカー | HyperX |
| マイク | あり(着脱式10mmマイク) |
| 重量 | 約330g |
| 接続方法 | 有線(USB-C / USB-A / 3.5mm) |
| バッテリー | なし(有線モデル) |
HyperX Cloud IIIは、HyperX Cloudシリーズの最新世代有線モデルで53mm角度付きドライバーを採用しています。
DTS Spatial Audioによる立体音響に対応し、USB-C接続で現行PC・コンソール両対応を実現。10mmの超クリアマイクと改良されたメモリーフォームイヤーパッドにより、着用感が歴代最高水準となっています。
USB-C対応による高い汎用性と、長時間着用でも崩れないフィット感がプロに選ばれる理由です。



有線で安定した低遅延接続と着け心地の良さのバランスが抜群。USB-C対応で最新のゲーミングPCにもそのまま接続できる。
8位 | Logitech G PRO X 2 Headset
| プロ使用率 | 2.3%(7人) |
|---|---|
| メーカー | Logitech G |
| マイク | あり(着脱式ブームマイク) |
| 重量 | 345g |
| 接続方法 | 2.4GHz無線(LIGHTSPEED)/ Bluetooth / 3.5mm |
| バッテリー | 最大50時間 |
Logitech G PRO X 2 Headsetは、世界トップクラスのプロゲーマーとの共同開発で誕生した第2世代フラッグシップです。
純粋なグラフェン製振動板の50mm Grapheneドライバーにより歪みの少ないクリアなサウンドを実現。LIGHTSPEEDワイヤレスで最大50時間のバッテリー駆動に対応します。
アルミニウム・スチールフレームによる高耐久設計は大会環境での信頼感に直結しており、BluetoothとAUX有線接続も備えるマルチプラットフォームモデルです。



Grapheneドライバーの解像感はゲーミングヘッドセット最高峰。細部の音を聴き分けるという意味では競合を圧倒する。
同率9位 | Logitech G Pro X Wireless Headset
| プロ使用率 | 2.0%(6人)※同率9位 |
|---|---|
| メーカー | Logitech G |
| マイク | あり(着脱式ブームマイク) |
| 重量 | 259g |
| 接続方法 | 2.4GHz無線(LIGHTSPEED) |
| バッテリー | 最大20時間 |
Logitech G Pro X Wireless Headsetは、G Pro Xをワイヤレス化した第1世代モデルで軽量設計が際立つヘッドセットです。
LIGHTSPEEDワイヤレスにより低遅延の2.4GHz接続を実現し、50mm PRO-Gドライバーと「Blue VO!CE」マイクフィルター技術でプロ品質の音声通信を無線環境でも維持します。
259gという軽量ボディにスチールフレームを採用した高剛性設計で、DTS Headphone:X 2.0による7.1サラウンドにも対応しています。



LIGHTSPEEDの接続安定性は群を抜いており大会でも信頼できる。ただ20時間バッテリーは練習と大会で1日使えるギリギリのラインでもある。
同率9位 | SteelSeries Arctis Pro Wireless
| プロ使用率 | 2.0%(6人)※同率9位 |
|---|---|
| メーカー | SteelSeries |
| マイク | あり(収納式ClearCastマイク) |
| 重量 | 約374g |
| 接続方法 | 2.4GHzワイヤレス / Bluetooth 4.1 |
| バッテリー | 10時間×交換式デュアルバッテリー(実質無制限) |
SteelSeries Arctis Pro Wirelessは、ゲーミングヘッドセット業界唯一のデュアルバッテリー交換システムを採用したハイエンドモデルです。
1バッテリーで最大10時間使用でき、ベースステーションでスペアバッテリーを充電しながら入れ替えることで実質バッテリー切れゼロを実現します。
Hi-Res対応40,000Hzドライバーと2.4GHz・Bluetooth同時接続対応に加え、OLEDディスプレイ付きベースステーションでオンザフライのEQ調整も可能です。



バッテリー交換式はゲーム中に充電を気にする必要が皆無。大会の合間にスペアを充電して挑む万全の準備ができる唯一のヘッドセット。
フォートナイトで「音」が勝敗を分ける理由


FPSやTPSにおいて音質が良いことは有利ですが、フォートナイトにはこのゲーム特有の「聞き分けなくてはならない音」が存在します。単に迫力がある音ではなく、必要な情報を正確に拾えるかどうかが重要です。
建築バトルにおける「縦」の定位感
フォートナイト最大の特徴である「建築」は、敵との位置関係が瞬時に入れ替わる立体的な戦いです。ここで最も重要になるのが、「定位感(ていいかん)」と呼ばれる、音がどこから鳴っているかを感じ取る能力です。特に「縦方向」の音が聞き分けられるかが生存率に直結します。
具体的なシチュエーションとして、以下のような場面でヘッドセットの性能差が現れます。
- ハイグラウンドの取り合い
- 敵が自分のすぐ上の床にいるのか、さらに2段上にいるのか。
- ボックスファイト
- 張り替えに来た敵が、壁の向こうにいるのか、屋根の上にいるのか。
- 地下や建物内
- 足音が自分のいる階層と同じなのか、下から聞こえてくるのか。
安価なヘッドセットやイヤホンでは「右か左か」はわかっても、「上か下か」の判断が曖昧になりがちです。プロが選ぶハイエンドモデルは、この縦軸の解像度が非常に高く、視覚情報が遮られた状態でも敵の位置を特定することを可能にします。
環境音と重要な効果音(足音・リロード・回復)の分離
フォートナイトの戦場は、銃声、爆発音、建築が壊れる音、車のエンジン音など、常に大きな環境音に包まれています。しかし、勝つために聞き逃してはいけない音は、それらの騒音の中に隠れています。
以下の表は、戦闘中に聞き分けるべき音の優先順位を整理したものです。
音の種類と重要度
| 優先度 | 音の種類 | 具体的な聞き分けポイント |
| 高 | 回復音 | ミニポーションを飲む「シュワー」という音が聞こえたら、突撃のチャンスです。 |
| 高 | リロード音 | 敵の武器が弾切れになった瞬間の「カチャッ」という音は、反撃の合図になります。 |
| 高 | 足音・衣擦れ | 忍び寄る敵の微かな音。しゃがみ歩きの音を拾えるかが重要です。 |
| 低 | 銃声・爆発音 | 音が大きく位置もわかりやすいため、ヘッドセットの性能差が出にくい部分です。 |
優れたゲーミングヘッドセットは、大きな爆発音で耳を塞ぐことなく、その裏で鳴っている微細な「回復音」や「リロード音」をクリアに分離して再生します。この「音の分離能力」こそが、乱戦時に冷静な判断を下すための鍵となります。
プロゲーマーがヘッドセット選びで譲れない3つの条件


プロ選手はカタログスペック(数値上の性能)だけでなく、過酷な競技環境で使い続けられる実用性を重視して機材を選定しています。彼らが妥協しない3つのポイントを見ていきましょう。
長時間のプレイに耐える「軽さと側圧」
プロゲーマーやストリーマーは、1日に8時間〜12時間以上プレイすることも珍しくありません。そのため、どれほど音質が良くても、重すぎたり締め付け(側圧)が強すぎたりするヘッドセットは選択肢から外れます。
長時間快適にプレイするためには、以下の要素が重要視されます。
長時間プレイに適した要素
- 重量バランス
- 単純な軽さだけでなく、首への負担が分散される設計か。
- イヤーパッドの素材
- 夏場でも蒸れにくいメッシュ素材か、遮音性の高いレザー素材か。
- ヘッドバンドのクッション性
- 頭頂部への食い込みを防げるか。
重いヘッドセットを使い続けると、首や肩の凝りだけでなく、緊張型頭痛の原因にもなりかねません。プロ選手にとって体調管理も仕事の一部であるため、装着感は音質と同じくらい重要な選定基準となります。
デュオ・トリオでの連携を支える「マイク性能」
フォートナイトの競技シーンは、デュオ(2人)やトリオ(3人)といったチーム戦がメインになることが多いです。激しい建築バトルを行いながら味方に指示を出す際、マイクの質が悪ければ連携ミスに繋がります。
特に問題になるのが「ノイズ」です。
ノイズの悪影響
- 打鍵音の混入
- メカニカルキーボードのカチャカチャという操作音。
- 環境音の混入
- 扇風機やPCファンの音。
- ポップノイズ
- 話すときの「パッ」「ボッ」という破裂音。
プロが選ぶヘッドセットのマイクは、これらの雑音をカットし、自分の声だけをクリアに届ける「ノイズキャンセリング機能」や指向性マイクを搭載しています。「敵がシールド割れてる!」「回復入れる!」といった一瞬の報告を正確に伝えることが、チームの勝利に貢献します。
オフライン大会を想定した「遮音性」と密閉型・開放型の違い
世界大会などのオフラインイベントでは、観客の歓声や実況の声が会場に響き渡っています。そのため、周囲の音を遮断してゲーム音に集中できる「遮音性」が求められます。
ヘッドセットの構造には大きく分けて「密閉型」と「開放型」の2種類があり、それぞれ特徴が異なります。
構造の違い
| 構造 | 特徴 | フォートナイトでの適性 |
| 密閉型 | ハウジングが閉じられており、外部の音を遮断する。低音が響きやすい。 | ◎高い。 集中力を高め、細かい足音を聞くのに適しており、多くのプロが使用。 |
| 開放型 | ハウジングがメッシュなどで開いており、音が抜ける。音場が広く自然。 | △普通。 空間の広がりは良いが、周囲の音が聞こえるため静かな部屋での使用が前提。 |
現在のプロシーンでは、没入感を高めるために密閉型が主流です。ただし、自宅での練習がメインで、圧迫感が苦手な選手の中には、あえて開放型(例:Astro A40など)を選び、長時間使用時の耳の疲れを軽減させるプレイヤーもいます。
有線か無線(ワイヤレス)か:現在の競技シーンの主流
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かつては「無線は遅延があるからゲームには向かない」と言われていましたが、その常識は完全に過去のものとなりました。現在のフォートナイト競技シーンでは、むしろワイヤレスが主流になりつつあります。
技術進化による「遅延ゼロ」の実現
現在販売されているハイエンドなゲーミングヘッドセットは、Bluetoothではなく、専用のUSBドングルを使用した「2.4GHz帯」の無線通信を行っています。
- Logicool G: LIGHTSPEED技術
- Razer: HyperSpeed Wireless技術
- HyperX: 2.4GHz高速接続
これらの技術により、有線接続と変わらない、あるいは人間の知覚レベルでは判別できないほどの低遅延を実現しています。「音が遅れて聞こえたから負けた」ということは、最新のワイヤレスヘッドセットにおいてはまず起こり得ません。
ローセンシプレイヤーにとってのケーブルの弊害
フォートナイトのプロには、マウス感度を低く設定し、腕を大きく振って操作する「ローセンシ」のプレイヤーが多く存在します。このプレイスタイルの場合、有線ヘッドセットのケーブルがキーボードや腕に引っかかり、操作の邪魔になるリスクがあります。
ワイヤレスヘッドセットを導入することで、以下のメリットが生まれます。
ワイヤレスのメリット
- 激しい視点移動をしてもケーブルが干渉しない。
- ちょっとした離席(飲み物を取るなど)の際にヘッドセットを外す必要がない。
- デスク周りがスッキリし、マウスバンジーなどの配置に悩まなくて済む。
ケーブルの煩わしさから解放されることは、結果としてエイムの安定やストレスの軽減につながります。これが、多くのトッププロがワイヤレスへ移行している最大の理由です。
ただ繋ぐだけでは足りない?性能を最大限引き出す設定と周辺機器


良いヘッドセットを購入しても、PCやゲーム機にただ繋いだだけでは、その性能の半分も発揮できていないかもしれません。プロゲーマーと同じ「聞こえ方」にするための重要な要素を解説します。
Astro MixAmpなど「ゲーミングアンプ(DAC)」の必要性
ヘッドセットの性能を底上げするために、多くのプロが導入しているのが「ゲーミングアンプ(DAC)」です。特に「Astro MixAmp Pro TR」は定番中の定番です。
アンプを使用することで、以下のようなメリットが得られます。
アンプのメリット
- 音の増幅と明確化: 全体的な音量を上げつつ、ノイズを減らしてクリアな音質にする。
- イコライザー(EQ)設定: 足音が聞こえやすい特定の周波数帯域だけを強調できる。
- ゲーム音とボイスチャットのバランス調整: 味方の声がうるさい時に、手元のダイヤルですぐに調整可能。
PCやコントローラーに直挿しする場合に比べ、音の解像度が段違いに向上します。「ヘッドセットを買ったけれど劇的な変化を感じない」という場合は、アンプの導入を検討することで、埋もれていた本来の性能を引き出せる可能性が高いです。
ゲーム内設定「3Dヘッドホン」と「サウンドエフェクトの視覚化」
ハードウェアだけでなく、フォートナイトのゲーム内設定も非常に重要です。
ゲーム内おすすめ設定
| 設定項目 | おすすめ設定 | 理由 |
| 3Dヘッドホン | オン | フォートナイトの音声エンジンに最適化された、上下左右の正確な定位を得るため。 |
| サウンドエフェクトの視覚化 | オン | 足音や銃声、宝箱の方向が画面上にアイコンで表示される。聴覚と視覚の両方で敵を感知できるため、圧倒的に有利。 |
| 音質 | 高 | PCスペックに余裕がある場合は「高」にすることで、より細かい音が再生されます。 |
特に「3Dヘッドホン」をオンにする場合、ヘッドセット側の機能(Windowsの立体音響や、ヘッドセットメーカーの7.1chサラウンド機能)はオフにすることをおすすめします。二重にサラウンド処理がかかると音が歪み、かえって方向が分かりづらくなるためです。
フォートナイトのヘッドセット選びに関するよくある質問(FAQ)


最後に、ヘッドセット選びや設定に関して、検索者が抱きやすい疑問にQ&A形式で回答します。
フォートナイトでは「7.1chサラウンド」機能を使うべきですか?
- フォートナイトでは「7.1chサラウンド」機能を使うべきですか?
-
基本的には「ステレオ」設定+ゲーム内の「3Dヘッドホン」機能の併用をおすすめします。
多くのプロプレイヤーは、ヘッドセット側のバーチャルサラウンド(7.1ch)をオフにし、フォートナイトの設定にある「3Dヘッドホン」をオンにしてプレイしています。フ
ォートナイトのオーディオエンジンはステレオ出力で上下左右の定位を出せるよう設計されており、安易に外部ツールのバーチャルサラウンドを重ねると、かえって足音の距離感や方向がぼやける原因になることがあるためです。
ヘッドセットではなく、イヤホン(イヤモニ)を使っているプロがいるのはなぜですか?
- ヘッドセットではなく、イヤホン(イヤモニ)を使っているプロがいるのはなぜですか?
-
「軽さ」と「遮音性」を重視しているためです。
長時間プレイ時の首への負担を減らすため、あるいは髪型が潰れるのを嫌って高音質のイヤホン(IEM:インイヤーモニター)を選ぶプロも増えています。
また、オフライン大会では、遮音性を高めるためにイヤホンの上からさらにイヤーマフ(工事現場などで使う防音用ヘッドホン)を装着するルールがあるため、普段からその環境に慣れておくという意図もあります。
ワイヤレスヘッドセットは遅延がありますか?
- ワイヤレスヘッドセットは遅延がありますか?
-
USBドングルを使用する「2.4GHz接続」であれば、遅延はほぼありません。
現在のゲーミングヘッドセットに採用されている2.4GHz帯の無線技術(LogicoolのLIGHTSPEEDなど)は、有線と同等かそれ以上の応答速度を実現しています。
ただし、Bluetooth接続は遅延が大きく発生するため、フォートナイトのような瞬時の反応が求められるFPS/TPSゲームには適していません。必ず付属のUSBレシーバーを使った接続を行いましょう。
足音を聞こえやすくするイコライザー設定のコツはありますか?
- 足音を聞こえやすくするイコライザー設定のコツはありますか?
-
低音を少し下げ、高音域を強調する「ドンシャリ」寄りの設定が一般的です。
爆発音などの低音が強すぎると、重要な足音や建築音が埋もれてしまいます。一般的な目安として、低音(Bass)をやや抑え、足音の成分が含まれる高音域(High/Treble)をブーストすると、敵の位置が把握しやすくなります。
ただし、高音を上げすぎると銃声が耳に刺さって痛くなるため、少しずつ調整して自分に合うバランスを見つけましょう。
安いヘッドセット(5,000円以下)では勝てませんか?
- 安いヘッドセット(5,000円以下)では勝てませんか?
-
勝てないわけではありませんが、「縦の定位感」で不利になる可能性があります。
安価なモデルでも左右の聞き分けは可能ですが、フォートナイトで重要な「敵が自分の上にいるか、下にいるか」という縦方向の音の表現力は、ドライバー(スピーカー部分)の性能に大きく左右されます。
複雑な建築バトルを制するには、音の解像度が高い1万円〜2万円台のモデルが、投資対効果として最も優れています。
まとめ:自分のプレイスタイルに合った「プロ使用モデル」の選び方
フォートナイトにおけるヘッドセットは、単なるスピーカーではなく、敵の位置を把握するための「レーダー」のような存在です。
プロが使用しているモデルには、明確な選ばれる理由があります。
- 正確な定位感で、上下の敵の位置を把握できること。
- 長時間の練習に耐えられる装着感であること。
- クリアなマイクで、味方との連携を阻害しないこと。
ランキングで紹介したモデルの中から、予算や好みの装着感(密閉型か開放型か)、接続方法(有線か無線か)に合わせて選ぶことで、あなたのプレイ環境は劇的に向上します。プロと同じ「音」を手に入れて、ビクトリーロイヤルへの一歩を踏み出してください。








